2021年6月4日金曜日

モーツァルト/弦楽四重奏曲第19番「不協和音」ほか キアロスクーロQ

モーツァルト/弦楽四重奏曲第19番「不協和音」、第13番

キアロスクーロQ


※Spotify
 キアロスクーロ(Chiaroscuro)とは、美術用語で明暗とか陰影の意味らしい。このカルテットのメンバーは
 アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)
 パブロ・エルナン・ベネディ(ヴァイオリン)
 エミリエ・ヘーンルント(ヴィオラ)
 クレール・ティリオン(チェロ)
 僕はイブラギモヴァ目当てで聴くようになった。
 一曲目が19番「不協和音」の序奏から、現代音楽のような響きに仰天した。調和ではなく何かが崩壊していくような不安を感じさせ、「これはいったいどんな世界に連れて行かれるか」と不安になった。自分が聴いた中で一番、不協和音を最も強調していたクイケン四重奏団よりも尖っている。
 序奏が終わると一転、研ぎ澄まされたピュアトーンで紡ぎ出されるモーツァルトは、本当に新鮮。基本はピリオド奏法のアプローチだが、ふくよかさも兼ね備えている。
 このまじりっ気のない音は一度聴くと癖になってしまう。


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