シベリウス／交響曲第６・７番 ベルグルンド＆ヨーロッパ室内管

シベリウス／交響曲第７番

指揮：パーヴォ・ベルグルンド
ヨーロッパ室内管弦楽団

第６番

https://open.spotify.com/track/3A5JvkMkRNH4f3GHNGzDeq?si=rvEbOXtATua4btFmDa7L5w

第７番

https://open.spotify.com/track/06uBsBQzn5cK4yu1qpW6nx?si=C4p2qz4cRxObqoJXJCP_Fw&utm_source=copy-link&dl_branch=1

※Spotify

カタログ番号：825646619429

1997年10月、オランダ　ヒルフェスム　RFOホールでの録音

　ヘルシンキ・フィルとのコンビもお国モノの強みで味わい深いが、名人集団のヨーロッパ室内管の演奏は、濁りや淀みのないアンサンブルによって、この６番・７番の持つ美しさが一層際立つものになっている。
　７番については正直、このコンビの演奏を聴くまでこの曲の良さを深いところまで理解できていなかった。私にとっては大事な一枚。

シベリウス／交響曲第３・４・５番 ベルグルンド＆ヨーロッパ室内管

 シベリウス／交響曲第３・４・５番

指揮：パーヴォ・ベルグルンド
ヨーロッパ室内管弦楽団

第３番

https://open.spotify.com/track/2JHZGr9oZRqicbXBHMuaal?si=gsSrWo6jQxmZjSGJw9ZM-g

第４番

https://open.spotify.com/track/3YP3EZ2FbtTs8tBtKJzA7F?si=8L6mmR0aQqm7wu5uOUVvDA

第５番

https://open.spotify.com/track/17h58lm5zGajJtl2m0Y09Z?si=-BjbrE2JRTyvz0G9iVtVlg

※Spotify

カタログ番号：825646619429

1997年、オランダ　ヒルフェスム　RFOホールでの録音

　このCOEの手にかかれば、陳腐な曲想になりかねない第３番が管楽器・弦楽器の名人芸を堪能する曲になる。シベリウスの作風転換の分岐点となる４番は明晰な解釈でありつつも、シベリウス独特の雰囲気を湛えている。５番も「上手いな〜」と感嘆する。

シベリウス／交響曲第１・２番 ベルグルンド＆ヨーロッパ室内管

 シベリウス／交響曲第１・２番

指揮：パーヴォ・ベルグルンド
ヨーロッパ室内管弦楽団

第１番

https://open.spotify.com/track/7cTtETbyRSDIcXaIUYGiss?si=Agexp8OjSNm1rjVQipFq2A

第２番

https://open.spotify.com/track/0ohc61nxKltdtUBqKxRf0N?si=_jcQP9DPSAKGoAtI12mA1w

※Spotify

カタログ番号：825646619429

1997年10月、オランダ　ヒルフェスム　RFOホールでの録音

　過去にこのプレイリストに７番のみ収録していたが、これは全曲収録すべきだろうということで、まずは１・２番から。

　このコンビの２番を初めて聴いた時は、名人集団のヨーロッパ室内管をスーパーカーを乗りこなすが如くスピード感と切れ味鋭く切り込む演奏に度肝を抜かれたが、今聴いてみると、現在では主流の演奏。逆に言えば、ロウヴァリやマケラといった現在の気鋭の指揮者たちの解釈の源流は、このベルグルンド＆ヨーロッパ室内管にあるのかも知れない。