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先週紹介した第1番と同じく、この曲の演奏も第3楽章のスケルツォが聴きどころで、小気味の良いテンポで、弦楽器と管楽器がバランス良く爽快に鳴っている。弦がシンコペーションで下降音階を奏でる中から転調した金管のオルガンサウンドが聞こえる部分は何度聴いても鳥肌が立つ。
第1楽章や第2楽章は少しゆっくり目のテンポで、ここでも弦楽器が爽やかにかつ濃厚に鳴っている。
オランダ放送フィルの音は、垢抜けた音色を持つロイヤル・コンセルトヘボウ管に比べると少しくすんだ感じがあるが、それがブルックナーには丁度よい。何度も何度も繰り返し聴きたい演奏。