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2022年10月1日土曜日

サン=サーンス/ヴァイオリン協奏曲第1番 チョン、デュトワ&モントリオール響

サン=サーンス ヴァイオリン協奏曲第1番
ヴァイオリン:チョン・キョンファ
指揮:シャルル・デュトワ
モントリオール交響楽団



https://open.spotify.com/track/1J1RLMmtHTGVvfMed6lAuN?si=O5wEYFFBQfmHlXpsz0rVDQ&utm_source=copy-link
※Spotify
1977年録音 DECCA

 先週取り上げたダンディもそうだけど、軽妙洒脱なフランス系の管弦楽曲に浸る時間は、難しいことを抜きにして、たいへん幸せな時間だ。この曲は「協奏曲」とはいえ、15分程の単一楽章なので「小品」に分類されるだろう。
 数あるヴァイオリンの協奏曲の中でも最もカッコいい冒頭のオケとヴァイオリンの掛け合いから心はわしづかみにされる。クリスタルのような高音や華麗なフレージングは、全盛期のチョン・キョンファの右に出る者はいないだろう。モントリオール響の恐ろしく高性能でニュアンスたっぷりの伴奏も素晴らしい。
 圧倒的な世評の高さを誇る3番よりも1番の方が好き。

2022年4月9日土曜日

サン=サーンス/交響曲第3番「オルガン付き」 P.ヤルヴィ&パリ管(動画) 

 サン=サーンス/交響曲第3番「オルガン付き」

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ

パリ管弦楽団 

プロムス2013 ライヴ録画(youtube)

 パリ管がもともと持っている豊かな響き、そして聴き手を陶酔させる音のボリューム感の劇的な変化を活かしつつ、パーヴォの手腕によって極めて精緻なアンサンブルを聴かせる。

 機動力を最大限に活かし、フレキシブルに強弱のメリハリを大きくつけ表情を豊かにするものの、メロディーはあくまで自然な運びの中で歌わせるといった感じで、やりすぎて野暮ったくなることがない。
 このコンビで実演が聴けたことに、いまだに感謝(くらしきコンサートよ、永遠に)。