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2022年1月2日日曜日

ブラームス/交響曲第1番 秋山和慶&東響

ブラームス/交響曲第1番ハ短調

指揮:秋山和慶

東京交響楽団












https://open.spotify.com/album/0B0CCk1gRYpeRry0vmNhnq?si=Lq-ktc00TSiUxHzceNmCNA&utm_source=copy-link&dl_branch=1

※Spotify

 この曲、こんなに美しい曲だったんだ…。音を丹精込めて紡ぎ、ロマン溢れる美しいブラームス。特に第2楽章、第3楽章の秋山の音色への徹底的なこだわり、それに対して東響が筆舌に尽くしがたい美しくブリリアントな音色で応える。N響を振ったとしてもこの音は出てこないだろう。これほど夢のように美しい演奏を聴いたことがない。とりわけホルン、クラリネット、オーボエの音は日本のオーケストラの美質を蒸留したような清々しい音で、聴くものの心を洗ってくれる。第1、
 この演奏を聴いて秋山和慶は、新しい境地を開いていることを確信した。岡山フィルのミュージック・アドバイザー就任が本当に楽しみだ。

2021年9月17日金曜日

ショスタコーヴィチ/交響曲第5番 ノット&東京交響楽団

ショスタコーヴィチ/交響曲第5番
指揮:ジョナサン・ノット
東京交響楽団


https://pref-okayama.ml.naxos.jp/album/OVCL-00702
※ナクソス・ミュージックライブラリ(岡山県立図書館利用者IDのログインURL)

カタログ番号:OVCL-00702
2019年5月 サントリーホール(東京)でのライヴ録音

 いや〜、ノット・ワールドにやられた。聴き終わってから10分ほどぼーっとするほどの熱量・情報量のある演奏。これ、ライブで聴いた人は、凄い体験やったろうね。

 先日プレイリストに追加したラフマニノフは、細部にまで神経が行き届いた緻密で、かつ磨き抜かれた美しさが印象に残った。
 しかし、このショスタコーヴィチは、弦のアーティキュレーションにこだわり、ジェットコースターのようなテンポやダイナミクスの変化を聴かせてくれる。いやあ、上手い、このオケは本当に実力が高い。この曲が持つ痙攣的な要素を大きなスケールで見事に表現している。

 このコンビの作り出す音楽で共通しているのは、隅々まで血が通った、「丹精込めた」サウンド。なんとかしてノットと東響のコンビの生演奏が聴けないものかなあ。



2021年9月10日金曜日

ラフマニノフ/交響曲第2番 ノット&東響

ラフマニノフ/交響曲第2番ホ短調
指揮:ジョナサン・ノット
東京交響楽団

※ナクソス・ミュージックライブラリ(岡山県立図書館利用者IDのログインURL)

カタログ番号:OVCL-00691
2018年11月3日、東京、サントリーホールでのライヴ録音

 いやもうぐうの音も出ない、ノット&東京の会心の演奏。
 まばゆいばかりの輝きのある黄金サウンドと、驚異の運動性能。煽る場面での堅牢なアンサンブルを聴いていると、日本のオーケストラもここまで来たか、という感慨を抱かずにはいられない。

 ロシアのオーケストラや指揮者の手によるラフマニノフとは一味ちがうのが、メロディアスな場面で甘くなりすぎず、繰り返し聴けば聴くほど判る緻密な表現。しかも真面目すぎず(ここ重要!!)「緻密に遊ぶ」演奏に頭がほぐれていく。
 第2楽章をここまで躍動させた演奏はそうは無い。第3楽章の美しさは比類なく、なかでも木管のソロは見事だし、楽章中間部の弦が折り重なって盛り上がっていく場面は、ここぞとばかりにポルタメントを効かせて最高にいい!

 ニコ生で何度もノットの指揮姿を見ているからか、オーケストラを掌中に収めて、ダイナミックに牽引していく様子が目に浮かぶ。