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2021年10月9日土曜日

ブラームス/ピアノ協奏曲第1番 ブレンデル(Pf)&アバド&ベルリン・フィル

ブラームス/ピアノ協奏曲第1番
ピアノ:アルフレート・ブレンデル
指揮クラウディオ・アバド
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団


https://open.spotify.com/track/0EB2d6ftiLG4S4TIeAL2Lo?si=HB9jURfFQtylOlNIoSfJdA&utm_source=copy-link&dl_branch=1
※Spotify

カタログ番号:UCCP7062
1986年9月 ベルリンでの録音

 前期ロマン派:シューマン・リスト・ショパンらの協奏曲とは構造そのものが違い、『ピアノ入り交響曲』といった大規模な構成になっている一方で、ブラームス20代前半の作品ということもあり、後年の交響曲で見られる鉄壁で隙の無いオーケストレーションにまでは昇華しきっていない。オーケストラ・ソリストともに表現力を試される楽曲だと思う。
 良い演奏で聴いている時には晩年の作品の第2番に負けないぐらいの傑作に思えてくる。アバド&ブレンデル&ベルリン・フィルの演奏は、間違いなくこの曲の傑作性をえぐりだしている名演だと思う。
 映画やTVドラマで、脚本にいまいちまとまりが欠けるところがあっても役者が揃えば名作になる、というのにも似ている。

 もう30年以上前になるが、同じオケ・ソリスト・指揮者で実演で聴いているのだが、その時の印象は、第1楽章のオーケストラからして轟音が鳴り響き、それに対峙するブレンデルの演奏も、まるでハンマーを振り下ろすがごとく迫力に圧倒された。なるほど、だからハンマークラヴィーアという名称なのが納得がいくような印象だった。
 しかし、こうして今聴いてみると、ブレンデルの円熟の極みとも言えるような、特に第2楽章での心に染み入るような繊細な音が印象に残る。
 ベルリン・フィルの音はやはり豪華絢爛で雄弁、ソロ楽器がため息が出るほど上手い。この音に対して互角以上に対峙していけるピアニストは、このブレンデル以外には、なかなか居なかっただろう。

2021年1月5日火曜日

マーラー/交響曲第9番 バーンスタイン&ベルリン・フィル

マーラー 交響曲第9番ニ長調
レナード・バーンスタイン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1971年 ベルリン・フィルハーモニー・ライヴ
https://open.spotify.com/album/4DYOkqD6bd45W0l3Bt1dOl?si=amFcqh66RZSlmaBtbvxIBQ

 このオケが、指揮者と共にホンキを出したら想像を絶するような演奏になる、ということを実感させられる。散歩や家事の時間に軽く「ながら」聴きできるような演奏ではないが、プレイリストには絶対必要。
 この曲は、ハイドン、モーツァルトから始まった、独墺系交響楽の最終到達点。名曲、などという陳腐な単語で持って表現するのは忍びない、クラシック交響楽最高の財産。
 第1楽章の宇宙の誕生のような壮大な世界。第2楽章の支離滅裂の狂気、第3楽章の疾風怒濤、そして聴き手を臨死体験のような世界に連れて行く最終楽章。これを超える演奏は未来永劫出ないだろうな。

2020年9月20日日曜日

R.シュトラウス/ヴォーン=ウィリアムズ/オーボエ協奏曲 シェレンベルガー(Ob) レヴァイン&ベルリン・フィル

 R.シュトラウス/オーボエ協奏曲、ヴォーン=ウィリアムズ/オーボエ協奏曲

シェレンベルガー(Ob)ジェームス・レヴァイン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 



https://pref-okayama.ml.naxos.jp/album/00028947264422
※リンク先は岡山県立図書館利用者としてログインした場合のURL。一般有料阪のNMLは検索欄にコード「 CC72702 」を入力。
※spotifyへのリンク

 シェレンベルガーの夢のような、この世のものとは思えないオーボエ。素晴らしい!RVWは日本人の感性に合う。岡フィルで演奏してくれないかなぁ。

2020年9月1日火曜日

ベートーヴェン/交響曲第3番「英雄」 クリュイタンス ベルリン・フィル

 ベートーヴェン/交響曲第3番「英雄」

クリュイタンス指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団



 FM岡山の「fresh morning okayama」の「音楽の扉」コーナーでアルテゾーロ・クラシカの畠山店長が紹介していた演奏。だいぶ古い演奏でパブリック・ドメインになっているので、誰でも無料で聴くことが出来る(Blue Sky レーベル)。
もちろんNMLにもある(EMI盤)
http://pref-okayama.ml.naxos.jp/album/5099964830353
※リンク先は岡山県立図書館利用者としてログインした場合のURL。自分が一番使いやすいようにしています。一般盤のNMLは検索欄にコード「 5099964830353 」を入力ください。

 改めて聞くと音楽の瑞々しさや躍動感。ベルリン・フィルがコスモポリタン・オーケストラになる前の、プロイセンの独特の味わいをまだ持っていた頃の演奏に、陶然と耳を傾けてしまう。
 Spotifyには、マスターテープからリマスターされたもの(Erato)がでていて、原盤より少しオフマイクで奥行きのある素晴らしい録音になっている。

 値段も安いし、リマスター盤をCDを購入してみようかな・・・