2023年9月30日土曜日

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第14番〜第16番 ゲヴァントハウスSQ

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲全集から 第14番〜第16番 ゲヴァントハウス弦楽四重奏団

第14番(1997年1月録音)
https://pref-okayama.ml.naxos.jp/work/8300149

第15番(1998年2月録音)
https://pref-okayama.ml.naxos.jp/work/8300147

第16番(1998年2月録音)
https://pref-okayama.ml.naxos.jp/work/8300148

※ナクソス・ミュージックライブラリ(岡山県立図書館のアカウント)

 この14〜16番は、スズケ四重奏団やアルバン・ベルク四重奏団あたりの方が、第一選択肢になるかも知れないが、こうして1番から聴いてみると、ゲヴァントハウスSQの首尾一貫した聴きやすい響きに身を委ねるのもいい。じっくり聴き込んで行こうと思う。

2023年9月23日土曜日

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第11番〜第13 番、「大フーガ」 ゲヴァントハウスSQ

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲全集から 第11番〜第13番、大フーガ ゲヴァントハウス弦楽四重奏団

第11番「セリオーソ」(2002年10月録音)
https://pref-okayama.ml.naxos.jp/work/8300142

第12番(1996年5月録音)
https://pref-okayama.ml.naxos.jp/work/8300143

第13番(1997年11月録音)
https://pref-okayama.ml.naxos.jp/work/8300145

「大フーガ」(1997年11月録音)
https://pref-okayama.ml.naxos.jp/work/8300146

※ナクソス・ミュージックライブラリ(岡山県立図書館のアカウント)

 ベートーヴェンの弦楽四重奏曲は13番以降はすべて「第九」よりも後の作品。中でも一番好きなのが、13番と大フーガ。ベートーヴェンらしいがっしりした躯体に、付点音符が印象的なモチーフだ自由に飛び回る。第3楽章~第5楽章の穏やかな音楽、とりわけ第5楽章の美しさは筆舌に尽くしがたい。

2023年9月16日土曜日

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第7番〜第9番(ラズモフスキー第1番〜第3番)、第10番「ハープ」 ゲヴァントハウスSQ

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲全集から 第7番〜第9番(ラズモフスキー第1番〜第3番)、第10番「ハープ」 ゲヴァントハウス弦楽四重奏団

第7番「ラズモフスキー第1番」(2002年6月録音)
https://pref-okayama.ml.naxos.jp/work/8300138

第8番「ラズモフスキー第2番」(2002年2月録音)
https://pref-okayama.ml.naxos.jp/work/8300139

第9番「ラズモフスキー第3番」(2002年1月録音)
https://pref-okayama.ml.naxos.jp/work/8300141

第10番「ハープ」(2002年2月録音)
https://pref-okayama.ml.naxos.jp/work/8300140

※ナクソス・ミュージックライブラリ(岡山県立図書館のアカウント)

 この全集録音の収録時のメンバーは
フランク・ミヒャエル・エルベン(第1ヴァイオリン)
コンラート・ズスケ(第2ヴァイオリン)
フォルカー・メッツ(ヴィオラ)
ユルンヤーコプ・ティム(チェロ)

 目の覚めるような切れ味、とか才気あふれる、というものではなく、角が取れた耳に染み込むような音だが、決して丸い演奏ではない。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロそれぞれの音が立っており、その個性が見事に融合する。全てにおいて高次元の演奏。何よりも、ベートーヴェンの音楽が持つ無垢の美しさと、パッションが迸っており、『これぞベートーヴェンの音』という説得職がある。
 録音の音質も素晴らしい。

2023年9月9日土曜日

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第1番〜第6番 ゲヴァントハウスSQ

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲全集から 第1番〜第 番 ゲヴァントハウス弦楽四重奏団

第1番(2003年6月録音)
https://pref-okayama.ml.naxos.jp/work/349843

第2番(2003年7月録音)
https://pref-okayama.ml.naxos.jp/work/8300133

第3番(2003年4月録音)
https://pref-okayama.ml.naxos.jp/work/8300134

第4番(2003年5月録音)
https://pref-okayama.ml.naxos.jp/work/8300135

第5番(2003年7月録音)
https://pref-okayama.ml.naxos.jp/work/8300136

第6番(2003年8月録音)
https://pref-okayama.ml.naxos.jp/work/8300137

※ナクソス・ミュージックライブラリ(岡山県立図書館のアカウント)

 200年以上の歴史を誇る、現存する世界最古級のカルテット。メンルスゾーンは勿論のこと、シューマンやブラームスとの関わりも深く、最新の研究ではベートーヴェンの弦楽四重奏曲の初演も担ったこともあるという生ける文化財。ベートーヴェンの四重奏曲を腰を据えて聴き込むには最適のカルテット。
 まだ充分に聴き込めていないop.18の6曲からプレイリストへ収録しよう。