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2023年10月28日土曜日

シベリウス/交響曲第6・7番 ベルグルンド&ヨーロッパ室内管

シベリウス/交響曲第7番
指揮:パーヴォ・ベルグルンド
ヨーロッパ室内管弦楽団

第6番

第7番
※Spotify
カタログ番号:825646619429
1997年10月、オランダ ヒルフェスム RFOホールでの録音

 ヘルシンキ・フィルとのコンビもお国モノの強みで味わい深いが、名人集団のヨーロッパ室内管の演奏は、濁りや淀みのないアンサンブルによって、この6番・7番の持つ美しさが一層際立つものになっている。
 7番については正直、このコンビの演奏を聴くまでこの曲の良さを深いところまで理解できていなかった。私にとっては大事な一枚。

2023年10月21日土曜日

シベリウス/交響曲第3・4・5番 ベルグルンド&ヨーロッパ室内管

 シベリウス/交響曲第3・4・5番

指揮:パーヴォ・ベルグルンド
ヨーロッパ室内管弦楽団
第3番

第4番

第5番

※Spotify
カタログ番号:825646619429
1997年、オランダ ヒルフェスム RFOホールでの録音

 このCOEの手にかかれば、陳腐な曲想になりかねない第3番が管楽器・弦楽器の名人芸を堪能する曲になる。シベリウスの作風転換の分岐点となる4番は明晰な解釈でありつつも、シベリウス独特の雰囲気を湛えている。5番も「上手いな〜」と感嘆する。

2023年10月7日土曜日

シベリウス/交響曲第1・2番 ベルグルンド&ヨーロッパ室内管

 シベリウス/交響曲第1・2番

指揮:パーヴォ・ベルグルンド
ヨーロッパ室内管弦楽団

第1番
第2番
※Spotify
カタログ番号:825646619429
1997年10月、オランダ ヒルフェスム RFOホールでの録音

 過去にこのプレイリストに7番のみ収録していたが、これは全曲収録すべきだろうということで、まずは1・2番から。
 このコンビの2番を初めて聴いた時は、名人集団のヨーロッパ室内管をスーパーカーを乗りこなすが如くスピード感と切れ味鋭く切り込む演奏に度肝を抜かれたが、今聴いてみると、現在では主流の演奏。逆に言えば、ロウヴァリやマケラといった現在の気鋭の指揮者たちの解釈の源流は、このベルグルンド&ヨーロッパ室内管にあるのかも知れない。

2021年8月28日土曜日

シベリウス/交響曲第6番 ベルグルンド&ヘルシンキ・フィル

シベリウス/交響曲第6番
指揮:パーヴォ・ベルグルンド
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団


https://open.spotify.com/track/0YRlaHEhUOir9lBBR0gzW2?si=qQYrrnxwSVOjUItMdcQLXQ&utm_source=copy-link&dl_branch=1
※Spotify

 夏のシベリウス・ブームがやって来てしまった。
 ハイドン・モーツアルト以来、マーラーに至るまで、大編成化・肥大化することが『進歩』として受け入れられてきた『交響曲』の分野を「シンフォニー」=「完全な協和の響き」という語源の原点に立ち戻って結晶化したような作品。
 この作品をはじめて聞いたのが、このベルグルンド&ヘルシンキ・フィルの演奏で、この演奏がデフォルトとして確立されてしまい、他のどの名盤を聞いてもしっくり来なくなっている。
 指揮者もオーケストラも愛情を込めて演奏している。湖に立ち上る霧、それが晴れるとお花畑が一面に広がり、雲が立ち込めて雷鳴が轟く、そんなヴィジョンが目に浮かんでは消えていく。
 第3楽章での聴いたら忘れない民謡的なメロディーの場面も印象的。凍えるような透明感、透き通るようでいて鮮やかな色彩を見事に表現している。聞き終わると胸にじわりと込み上げるものがあり、余韻に浸ってしまうのだ。