指揮:クリスティアン・ティーレマン
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
カタログNo:19439914112
録音時期:2020年8月21,22日
録音場所:オーストリア、ザルツブルク祝祭大劇場
https://open.spotify.com/track/0K2UolbDsYKl811euVNJg4?si=rOZnKw9WRaiC0yscNhnxyw&utm_source=copy-link
録音時期:2020年8月21,22日
録音場所:オーストリア、ザルツブルク祝祭大劇場
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※Spotify
ウィーン・フィルが満を持してティーレマンと取り組んでいるブルックナーの交響曲録音。
これまで8,3,4,2番とリリースされており、どれもティーレマンの確固たる世界観が反映された力作になっているが、今のところ一番気に入っているのがこの4番の録音。
第1楽章や第4楽章の中間部などでのティーレマンらしいウィーン・フィルのパワーを全開にした重厚で推進力のある部分もあるが、全体としては繊細で美しい。とにかくウィーン・フィルの美しいサウンドが印象に残る。恣意的な部分がほとんどなく、ティーレマンにしては意外なほど「素朴」な世界が広がっていく。朝比奈隆も愛したハース版を使っているのも興味深い。
ウィーン・フィルが満を持してティーレマンと取り組んでいるブルックナーの交響曲録音。
これまで8,3,4,2番とリリースされており、どれもティーレマンの確固たる世界観が反映された力作になっているが、今のところ一番気に入っているのがこの4番の録音。
第1楽章や第4楽章の中間部などでのティーレマンらしいウィーン・フィルのパワーを全開にした重厚で推進力のある部分もあるが、全体としては繊細で美しい。とにかくウィーン・フィルの美しいサウンドが印象に残る。恣意的な部分がほとんどなく、ティーレマンにしては意外なほど「素朴」な世界が広がっていく。朝比奈隆も愛したハース版を使っているのも興味深い。
ストリーミングで音源を再生しているのに、音楽の美しくも豊かな世界に没入していくと、スマホもパソコンもなく、時間がゆっくり流れていた19世紀の世界に居るような錯覚を覚えてしまう。
もしかするとモダンオーケストラの性能を駆使した絶後のブルックナー録音になるかも知れない。そんな予感もする。
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