ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン
指揮:エサ=ペッカ・サロネン
スウェーデン放送交響楽団
https://open.spotify.com/track/7fAFoIehXy4Aou20Z63k8y?si=9m1hv-alQRuq0eNQmqguhg&utm_source=copy-link
※Spotify
お盆までは35度を超える暑さが続いた。こんな時はシベリウスを聴くに限る。
ヒラリー・ハーン音が輝いている。あまりにも素晴らしすぎて、この音が聴ける幸せを感じて頬が緩む。この曲の第2楽章は数あるヴァイオリン協奏曲の中で一番好きなのだが、一音一音が胸が締め付けられるほど美しい。2100年頃に21世紀最高のヴァイオリニストは?という問いが立てられれば、間違いなくその一人として数えられるだろう。
音の素性だけでなく、第3楽章でのテクニックも凄い、音が理想的な位置に次々に収まっていくのを聴くのは至福。ヒラリーのキレキレのヴァイオリンに付けるサロネンのタクトも冴えわたっている。
音の素性だけでなく、第3楽章でのテクニックも凄い、音が理想的な位置に次々に収まっていくのを聴くのは至福。ヒラリーのキレキレのヴァイオリンに付けるサロネンのタクトも冴えわたっている。
加えて、この音源のA面(という言い方、古いなーと思いつつ、アーティストが自分のアルバムについて、どちらをメインと考えているかが解りやすい)はシェーンベルクで、普段はほとんど聴かない曲なのだが、ハーンの演奏を聴いていると「これほど聴きやすい曲だったのか」という発見があった。
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