サン=サーンス/交響曲第3番「オルガン付き」
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
パリ管弦楽団
プロムス2013 ライヴ録画(youtube)
パリ管がもともと持っている豊かな響き、そして聴き手を陶酔させる音のボリューム感の劇的な変化を活かしつつ、パーヴォの手腕によって極めて精緻なアンサンブルを聴かせる。
機動力を最大限に活かし、フレキシブルに強弱のメリハリを大きくつけ表情を豊かにするものの、メロディーはあくまで自然な運びの中で歌わせるといった感じで、やりすぎて野暮ったくなることがない。
このコンビで実演が聴けたことに、いまだに感謝(くらしきコンサートよ、永遠に)。
0 件のコメント:
コメントを投稿