指揮:フィリップ・ヘレヴェッへ
シャンゼリゼ管弦楽団
古楽器奏法で演奏されるブルックナー、しかも5番。登場当時に話題になった音源。しかも、ベルギーの指揮者とバリバリのフランスのオケの演奏。どんな変化球で聴かせてくれるのかと期待して聴くと、いやいや確かにブルックナーのオルガン・サウンドが、『グオー』と、いう迫力のある、しかもとてもピュアな音で楽しめる。
※Spotify
https://open.spotify.com/album/6coPjcvbbVmH7nuRqdeNfo?si=ErKQj4OpSeSnVmRnGGE_ug&utm_source=copy-link&dl_branch=1
2008年セッション録音 カタログ番号:HMA1902011
2008年セッション録音 カタログ番号:HMA1902011
古楽器奏法で演奏されるブルックナー、しかも5番。登場当時に話題になった音源。しかも、ベルギーの指揮者とバリバリのフランスのオケの演奏。どんな変化球で聴かせてくれるのかと期待して聴くと、いやいや確かにブルックナーのオルガン・サウンドが、『グオー』と、いう迫力のある、しかもとてもピュアな音で楽しめる。
久しぶりに聴いてみると、最近のドイツのオーケストラでもこういうピュアな音を指向する演奏も多く、ある意味、時代を先取りした録音だったかも知れない。
細部にまで神経が行き届いていて、至って「まじめなブルックナーの5番」だ。颯爽と進むリズム感が、この曲につきまとうボッテリしたイメージを払拭してくれる。特に第4楽章の二重フーガの所は、スパッスパッとなで斬りにして颯爽と進んでいくので、聴いていて気持ちがいい。
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