指揮:カール・ミュンヒンガー
シュトゥットガルト放送交響楽団
録音:1983年(デジタル)
https://open.spotify.com/album/1gB16qFoHzwEiVQcu8fik8?si=4JbVB133RQmyWQOm9hnaNg&utm_source=copy-link
※Spotify
私が最初にエロイカを聴いた盤が、このミュンヒンガーの演奏。一時期はこのミュンヒンガーの「なんの変哲も刺激も無い演奏」から遠ざかっていた。
しかし、今聴くと何とも味わい深く、心に染みる音楽であることか。昨今の様々な録音のような鋭利な切れ味は皆無だが、低音のしっかりとした土台の上に中高音楽器の音が実に艷やかで朗々と歌う。白眉は第2楽章「葬送行進曲」。フレーズが変わるたびに置かれる『間』の中に深い慟哭がある、だからこそハ長調の中間部分が燦然と輝く。
元々はデッカの録音だけあって、音もいい。至高の一枚。
私が最初にエロイカを聴いた盤が、このミュンヒンガーの演奏。一時期はこのミュンヒンガーの「なんの変哲も刺激も無い演奏」から遠ざかっていた。
しかし、今聴くと何とも味わい深く、心に染みる音楽であることか。昨今の様々な録音のような鋭利な切れ味は皆無だが、低音のしっかりとした土台の上に中高音楽器の音が実に艷やかで朗々と歌う。白眉は第2楽章「葬送行進曲」。フレーズが変わるたびに置かれる『間』の中に深い慟哭がある、だからこそハ長調の中間部分が燦然と輝く。
元々はデッカの録音だけあって、音もいい。至高の一枚。
0 件のコメント:
コメントを投稿