2022年7月29日金曜日

ベートーヴェン /交響曲第6番ヘ長調『田園』 スウィトナー&シュターツカペレ・ベルリン

ベートーヴェン/交響曲第6番ヘ長調『田園』
指揮:オトマール・スウィトナー
シュターツカペレ・ベルリン




1980年7月 東ベルリン イエス・キリスト教会での録音
※spotiy

 クラシック音楽の世界に興味を持って、初めて全曲聴いたのがこの演奏。小学校5年制の頃。家族がいないときにこのCDをトレイに載せて再生ボタンを押す。ディスクが回るキュンーという高い音が鳴る(当時はCDの回る音が未来的な音に感じました)、心臓の鼓動がドキドキと
鳴った自分を抱擁するかのような優しいメロディー、「これがかっこうの声やあ」「小川のせせらぎの音かあ」。聴きながら行ったことのない(今でも行った事はないが・・・)、遠いヨーロッパの田舎の風景が目の前に展開し、50分弱の時間が一瞬に感じた。思春期に差し掛かった自分の心をグッとつかむには、充分に魅力的な演奏。
 最初にこの演奏と出会ったことで、クラシックへの扉が開かれてしまった・・・。今でもその魅力は変わらない。もしクラシックを聴いたことがない人に勧めるとしたら、この演奏が最右翼になるだろうな。
  Spotifyだからかも知れないが、6番と8番のカップリングなのね。出た当時は収録曲は6番と序曲だけだった。

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