フォーレ ヴァイオリン・ソナタ第1番
ヴァイオリン:ルノー・カプソン
ピアノ:ミシェル・ダルベルト
https://open.spotify.com/track/0fH3oO2CkiIiuffqwJbKNY?si=lSWY6y2aTCGZwUACfSyOSg&utm_source=copy-link
※Spotify
※NML(岡山県立図書館利用者用のURL)
ヴァイオリンの物憂げなメロディーとピアノが純化されたハーモニーを奏でていく。言葉で表現しがたい、印象的な美しさを湛えている。ただ、後期の作品のような不安定な和声はこの作品ではそれほど聴こえてこず、正統的なロマン派の雰囲気がある。
カプソンのヴァイオリンはテクニックも凄いのだが、それよりも音の清廉さが印象に残った。ダルベルトのピアノが少し奥まった感じの録音なのだが、粒の立った品のある音でニュアンスたっぷりにカプソンに付ける。
それにしても、こういった全集の場合、Spotifyにはどの曲をどの奏者が演奏しているのかの詳しいクレジットが無い。その点、やはりクラシック専用ストリーミングのNMLの情報量は貴重。
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