10月にTHE MOSTのコンサートで、初めて佐藤晴真さんの生演奏を聴き、言葉で表現しようのない暖かくて美しい演奏を聴いて、「こんな音がチェロから出るんだ。」とビックリした。
まさに、「一目惚れ」ならぬ『一聴惚れ』である。
※写真はCDのジャケット
The Senses ブラームス作品集
チェロ:佐藤晴真 ピアノ:大伏啓太
ブラームス/チェロ・ソナタ第2番
〃 /メロディーが導くように
〃 /森に覆われた山の上から
〃 /死、それは涼しい夜
〃 /子守唄
〃 /チェロ・ソナタ第1番
https://open.spotify.com/album/6jzkU53ekMACSGDqIO8eov?si=YW9jCe9PSVGKQYcoH9GGTg
※Spotifyへのリンク
まさに、「一目惚れ」ならぬ『一聴惚れ』である。
※写真はCDのジャケット
The Senses ブラームス作品集
チェロ:佐藤晴真 ピアノ:大伏啓太
ブラームス/チェロ・ソナタ第2番
〃 /メロディーが導くように
〃 /森に覆われた山の上から
〃 /死、それは涼しい夜
〃 /子守唄
〃 /チェロ・ソナタ第1番
https://open.spotify.com/album/6jzkU53ekMACSGDqIO8eov?si=YW9jCe9PSVGKQYcoH9GGTg
※Spotifyへのリンク
私はコンサート前には出来るだけ予習(楽曲やソリストの音源をあらかじめ)するタイプで、もし、彼がTHE MOSTのコンサートの前に音源を出していたら、予習していただろう。しかし、佐藤さんの演奏を「予習」することなく、しかも、コロナ禍で生演奏から8ヶ月も遠ざかって聴いたものだから、彼のこの美音・麗音を聴いた瞬間の衝撃は忘れられないものになったと思う。
コロナ禍の影響でレコーディングも延期になり、半年遅れで発売されたようだ。しかし、ライナーノートによると、そんなハプニングはレコーディングに好影響を及ぼしたらしく、活動自粛期間中を挟んだ後の収録では佐藤さんとピアノの大伏さんのコンビネーションが熟成し、コロナ禍以前よりも手応えのある演奏が録れたようだ。
佐藤さんは、ドイツ音楽の正統的な演奏家の登竜門とされる、ミュンヘン国際コンクールに日本人で初めて優勝。もちろん技術的にも申し分ないのだけれど、若くて圧倒的才能を持つ『俊英』にありがちな尖ったところがなく、風格のある落ち着いた演奏で、奏でる音からは、美しさ・麗しさ・気品にあふれている。
0 件のコメント:
コメントを投稿