2023年9月16日土曜日

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第7番〜第9番(ラズモフスキー第1番〜第3番)、第10番「ハープ」 ゲヴァントハウスSQ

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲全集から 第7番〜第9番(ラズモフスキー第1番〜第3番)、第10番「ハープ」 ゲヴァントハウス弦楽四重奏団

第7番「ラズモフスキー第1番」(2002年6月録音)
https://pref-okayama.ml.naxos.jp/work/8300138

第8番「ラズモフスキー第2番」(2002年2月録音)
https://pref-okayama.ml.naxos.jp/work/8300139

第9番「ラズモフスキー第3番」(2002年1月録音)
https://pref-okayama.ml.naxos.jp/work/8300141

第10番「ハープ」(2002年2月録音)
https://pref-okayama.ml.naxos.jp/work/8300140

※ナクソス・ミュージックライブラリ(岡山県立図書館のアカウント)

 この全集録音の収録時のメンバーは
フランク・ミヒャエル・エルベン(第1ヴァイオリン)
コンラート・ズスケ(第2ヴァイオリン)
フォルカー・メッツ(ヴィオラ)
ユルンヤーコプ・ティム(チェロ)

 目の覚めるような切れ味、とか才気あふれる、というものではなく、角が取れた耳に染み込むような音だが、決して丸い演奏ではない。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロそれぞれの音が立っており、その個性が見事に融合する。全てにおいて高次元の演奏。何よりも、ベートーヴェンの音楽が持つ無垢の美しさと、パッションが迸っており、『これぞベートーヴェンの音』という説得職がある。
 録音の音質も素晴らしい。

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