ブラームス/交響曲全集
オトマール・スウィトナー指揮 ベルリン・シュターツカペレ
スウィトナーの家具職人のような丁寧な作りこみと仕上げ、 そして何よりオケの独特の響きにすっかり魅了される。 このシュターツカペレ・ベルリンは、木管・ 金管は不足無いけれど、同じ旧東独の歌劇場オケのドレスデン・ シュターツカペレに比べると、 弦については一段落ちる感じはする。でも、 なかなか他のオケの演奏では聴けない、独特の味がある。特に2, 3番が素晴らしすぎる。最近のピリオド奏法で、この味わい深さ、 豊穣な音が出せるのだろうか。東ベルリン・ イエスキリスト教会での録音で、音もいい。
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