ベルナルド・ハイティンク指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
切れ味の鋭さ、リズム、なんとも言えないノーブルな空気感。そしてRCOの管楽器が上手い。ラ・ヴァルスやスペイン狂詩曲の打楽器系が炸裂する瞬間はその色彩感に眩暈を起こしそう。
約50年前の録音だから、ハイティンクがまだ40代の頃。録音もすこぶる良好です。クリュイタンスやミュンシュの演奏も魅力的だけど、録音品質やオーケストラのアンサンブルの精度はこちらの方が上。デュトワやプラッソンも愛聴盤だが、このRCOの音はもっと柔らかさがある。一生聴き続けるであろう愛聴盤。
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